H&Craftmanship

H&Craftmanshipは、革職人の父とデザイナーの息子で運営する小さな工房です。息子がデザインしたアイテムを、革職人の父が1点1点丁寧に制作いたします。裁断から染色、縫い合わせまで、すべての行程を手作業で行っております。

ほとんどの商品は注文をいただいてから制作する受注生産になりますが、完成までお時間をいただく分、手縫いで仕上げたアイテムは大変丈夫で、丁寧に扱えば一生モノとしてご利用いただけます。現在の納期は約1〜2ヶ月です。

Process制作過程

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  • 素材

    革素材は、植物タンニンによってなめされた最上質のヌメ革を使用しています。使い込むにつれて艶が増し、色に深みが出るのが特徴です。

  • 裁断・下処理

    H&Craftmanshipでは、すべての工程を手作業で制作しています。まずは部位によって特性が異なる革素材を見極め、革包丁で裁断を行います。

  • 拭き染めによる染色

    裁断されたそれぞれのパーツは、拭き染めという技法で1点1点染色します。手作業で染色することにより独特なテクスチャーが生まれます。

  • 手縫いでの縫い合わせ

    染色したパーツを、一針一針手で縫い合わせます。ミシンに比べ労力のかかる方法ですが、縫い目の美しさに加えて強度が大幅にアップします。

  • 仕上げ・焼き入れ

    革には蜜蝋やオイルを浸透させ、コバ(革の切れ端)は丹念に磨きをかけます。これによって革のツヤが増し、耐久性も向上します。

Items商品

柿渋染め

植物タンニンなめしのヌメ革を日本古来の天然染料である柿渋で染めてから、革と柿渋に含まれるタンニンと鉄成分を反応させることで燻し銀のようなグレーに仕上げました。柿渋は古くから木や紙の防水や素材の保護などの目的で用いられてきました。革に用いることで、染色素材としてだけではなく銀面保護の役割も果たしています。

新喜皮革コードバン

新喜皮革は姫路にある馬革専門のタンナーで、フルタンニンでなめされたコードバンは世界的にも有名です。新喜皮革のコードバンはミモザの樹皮エキスを用いてなめされ、約10ヶ月の期間を経て完成する大変貴重な革素材です。繊維が詰まったコードバンはツヤのある独特な質感が特徴で、「キングオブレザー」や「革のダイヤモンド」とも呼ばれます。

セミオーダーベルト

日本産の丈夫なブライドルレザーを用いたシンプルなベルトです。シンプルなバックルは真鍮素材をひとつひとつ手曲げによって制作。男女兼用で、ご自身のサイズを計測いただくセミオーダー制で、バックルのピンがぴったり真ん中の穴にくるように制作いたします。